4歳になる息子が、近所のピアノの個人レッスンに通い始めて2ヶ月ぐらいのことでした。妻が「電子ピアノ買ってあげようかしら?」とゴールデンウィークを機に大阪の梅田に行ったついでに楽器屋さんを数軒廻って話を聞いていました。私はさほど関心もなく、別行動を取っていました。
また別の日に、「西宮にも楽器屋さんがあるよ。」と教えると、連れて行く羽目になりました。そこで、初めてピアノと電子ピアノの音色を聞き比べました。比べものにならなかったです。
そして、次の日、塚口さんさんタウンに別の買い物に行った際、偶然、松田楽器さんの存在を知りました。妻に話し、妻は次の日、話を聞きにいったようです。しかし、ゴールデンウィークは終わり、私は仕事がはじまりました。
そして、土曜日になり、妻が「一度聞きに行ってきて。」と言ったので、渋々行きました。(何せ、そんなに興味を持っていなかったので)しかし、そこで、1台1台のピアノの音色の違いに驚かされました。
前置きが長くなりましたが、そんな急展開に買うことになった決め手はいくつかありました。
まず、ゴールデンウィークセールが次の日までだったこと。(これは結構大きかった。商売上手に乗せられた。)
そして、何と言っても、近くの楽器屋さんだと言うこと。(何かあったら、すぐに自分が行けて話ができる。)
もちろん、信用できそうな店だと言うことが前提です。
この3点が決め手になりました。
しかし、短期間に決めたので、不安もありました。
購入予定の中古品のディアパソンのアップライトピアノとは、音色は気に入ったが、どれほどの信頼性があるブランドなのか?(もちろん、社長さんに詳しくその歴史を教えてもらいましたが)
リニューアル品はその1台1台によって違い、価格があってないようなものだと教えてもらいましたが、一般価格はどれくらいのものなのか?
息子が教えてもらっているピアノの先生の紹介された、Kメーカーの直営店で買った場合とどれだけの価格差があるのか?(この直営店も信頼できると聞いていたので)
そして、一番大きかったのが、価格が大きいだけに、息子がこれから先もピアノを続けてくれるのか?
などなどありましたが、この不安を一晩でクリアーしなくてはいけませんでした。
まずは、ピアノの先生に息子が続けていけそうか聞いてみました。
ディアパソンのアップライトピアノについて、ネットで調べまくりました。(夜中2時ぐらいまで←結構歴史や種類、信頼性がわかりました。)
直営店にも直接電話をかけ、ぶっちゃけで聞きました。Kブランドと子会社の1つであるディアパソンは、どれぐらいの違いがあるか。性能的にどうか?
また、リニューアル品は、そちらで買うのと、楽器屋さんで買うのとどれほどの価格差が生まれるのか。(リニューアル品に関しては、さほどでないそうです)などなど、時間が経つのも忘れて不安材料を一つ一つ埋めていきました。
そして次の日、購入しました。これから先、ピアノを通して、長いお付き合いになるものですから、上記で書いた「信用」を重視して、決めました。
1)社長のうんちくが長い。
2日間で5時間は話を聞きました。何を聞いても説明してくれる。(中の部品であるハンマーフェルトについてちょっと知識が持てました。)これだけ話せるものを持ってられる30数年の実績は大きい。
2)技術科チーフの松田さん(娘さん)が、明るく、好印象。
社長の話を聞き終わった後の明るい雰囲気のギャップがナイスタッグ。
3)スタッフの人柄が何と言っても良い。
私に、ディアパソンのアップライトピアノを勧められた方は、何度も私の要望に応えて、嫌な顔せず、ピアノを弾き比べてくれた。調律師さんのお姉さんは、3時間話をしている間、子供たちの面倒を楽しそうに見てくれた。
人見知りをする息子が初対面の人にあれだけなついたことはなかった。他のスタッフさんも皆、ピアノについて語ることができ、明るく勧めてくれる。スタッフのみなさんこれからよろしくお願いいたします。
さて、私は、来週届く、ピアノのスペースを造るために片づけをします。楽しみです。 |