『どのようなピアノが良いですか?』という質問をよく頂きますが、お客様の使用目的等それぞれ“良いピアノ”の選定基準が違いますので、皆さんが全員100%良いと思われる物は難しいのではないかと思います。
選び方のポイントとしては、1.音、2.弾きやすさ、3.耐久性、4.デザイン、5.価格 の5点で、どの点から重視するのかにより“良いピアノ”の選び方は変わります。 |
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本来の『楽器』としてみれば、ピアノ全体がしっかり鳴り、小さな音から大きな音まで幅広く出せて、様々な音色がつくれる表現豊かなものは弾いていて楽しい楽器になると思いますが、遅い時間にでも弾きたい方なら消音ピアノであったり、電子ピアノという事になるかも知れません。
それぞれのお客様に一番に考えて頂きたい事は、どういうピアノが一番長く楽しく付き合っていけるかです。専門家にならなくても、ピアノのお稽古事をやめてしまった後でも楽譜さえ読めれば楽しい趣味として、又は息抜きとして長く使えます。
長く使うという点では、ピアノの耐久性はとても大切な事です。 |
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『ピアノは一生もの』というイメージを持たれている方が多いと思いますが、物によっては10年後でも(音は普通に鳴りますが)本来のピアノらしい音が出なくなる物もあります。それは、部品などの素材やピアノの造り方の丁寧さなどで差が出てきます。例えば弦からの音を伝わらせてピアノ全体に響かす後の板(響鳴板)が有るのですが、この板の素材や造り方によってもかなり耐久性が変わり、いかに長く愛用できるかが決まってきます。
どういう物がお客様にとって良いかはご来店頂き、実際に見てお客様ご自身がご判断ください。 |
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あともう一つ大事な事は、ご購入後のアフターケアです。
せっかく良いピアノを買われても調律をされなければ悪い状態になり、そのまま置いておくとさらに不安定な状態になり、場合によっては修理が発生する可能性も出てきます。
『音が出ているから大丈夫』という物ではなく、ピアノという楽器はとても繊細で、季節の温度変化によっても弦(鋼鉄)が膨張したり収縮する事により音程が変わります。また、アクション(音を出すための働きをしている)や鍵盤にある多数のクロスも空気中の湿気を吸い膨張してしまうため、働きが鈍くなり重いタッチに感じたりしますので、使われる度合いに関係なく年に1〜2回の調律・定期診断は必ず行って頂きたいと思います。 |
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当、株式会社松田楽器ピアノギャラリーの多くの技術者は、信用ある社団法人
日本ピアノ調律師協会の会員であります。長年の経験を生かし、常にそれぞれのピアノの一番良い状態を保つための努力を致しております。
料金体制もピアノのために続けて頂きやすい様に低価格で設定致しております。
また、アフターサービスにつきましてもほぼ全国(離島や一部の地域を除き)完備致しておりますので、ご購入後もご安心頂いております。何かわからないことがございましたら、小さな事でもおたずね下さい。 |